平成10年3月25日午後3時から5時まで
(2)場 所
ホテル千秋閣
(3)出席者
委 員:岡田委員長、日下委員、松波委員、村田委員、許斐委員、水野委員
事務局:高橋課長、豊倉課長補佐、谷 主事
応用地質:森野、杉山、高橋、能見、竹野
(4)議 題
1)平成9年度活断層調査のまとめ
2)平成10年度の調査方針について
(5)内 容
1)平成9年度活断層調査まとめ
・鳴門断層、神田断層、父尾断層、三野断層、池田断層について、今年度の調査目的(課題)と調査(既存ボーリング試料収集、空中写真判読、地表地質踏査、反射法弾性波探査)で 判明したことをまとめた。
・各断層において、今年度の成果と今後の問題点をまとめた。
・低位段丘2を沖積扇状地と同じ凡例を使用するのは問題があると日下委員から指摘があり、修正することとした。
2)平成10年度調査方針について
・トレンチ候補地点(鳴門市大津町段関、大津町姫田、板野町川端、三野町池ノ浦、池田町昼間)の5箇所である。平成10年度はトレンチ掘削調査を2箇所予定しており、川端地区を最優先とし、段関と姫田のいずれかの地区とする。川端地区のトレンチは梅雨前に実施する。
・調査内容は、トレンチ候補地点で極浅層反射法弾性波探査、浅尺ボーリング(20m〜30m程度)、反射法弾性波探査沿いで深尺ボーリング(100m/本程度)を実施することを予定している。
3)今後の計画
平成10年度の委員会は、科学技術庁の交付金が決定後に開催予定である。
第1回目委員会までに浅層反射法弾性波探査を実施し、川端地区トレンチ計画を議論する。