掘削は、原則として孔径66mmのオールコアボーリングとしたが、軟弱で採取できないような地質の場合は、孔径86mmで実施するとともにコアパックチューブを用いてコア採取率の向上に努めた。
採取したコアは、専用のコア箱に収納・保管し、詳細に観察した後写真撮影を行う。また、腐植土や火山灰等の年代を測定可能な試料については試料を採取するまで、汚染等を受けないように厳重に保管する。
調査結果は、ボーリング柱状図とボーリングコア写真を別冊資料集に添付するとともに、現地調査結果を含めてその付近の地質断面図を作成する。
図2−4−1にボーリング作業の概要図を示し、表2−4−1に使用したボーリング機械の仕様を示す。
図2−4−1 ボーリング調査概要図
表2−4−1 ボーリング機械の仕様