調査範囲は、原則として富士川河口断層帯に分布する範囲(1/5万地形図「富士宮」「吉原」)とした。
収集する文献は、活断層に関するものを主としたが、必要に応じて地形・地質に関するもの、地震・古地震に関するものをはじめ、遺跡調査などの噴砂記録などについても収集した。
対象は、主に学術誌などの公表された文献としたが、平成7年度に実施した通商産業省工業技術院地質調査所の調査結果も本調査に取り入れた。また、日本道路公団等の公的機関の調査結果や大学・研究機関などの未公開データについても収集した。
収集した文献は、著者別に文献一覧表として整理するとともに、主な文献についてはその内容を調査結果の項に要約した。