(3)堆積物の年代

入山断層南部を流下する由比川付近には、両岸に段丘堆積物が広く分布している。

地形面解析と現地調査の結果から、新期より標高15〜20mの完新世段丘面、標高20〜100mの低位段丘面、標高約120〜150mの中位段丘面を識別した。

これらの地形面を形成する堆積物を数箇所で確認し、地質年代測定を実施したが、いずれの堆積物からも、その堆積年代を特定することはできない。