観察結果は、縮尺1/20地質柱状図に記載し、地層区分の解釈を行った、縮尺1/300の地質柱状図にまとめた。
ボーリングコア観察および柱状図を作成するに当たっては、以下の点を留意事項として実施した。
・観察はトレンチ観察と同様に、肉眼で識別でき、かつ、上記縮尺で表記可能な精度で地質を区分する。
・区分した単層は、層相、粒度、色調、堆積構造、動植物遺体等の化石、考古遺物等について詳細に記載する。
・基質の流失、スライムの混入等、ボーリング調査のコア観察において、特有の現象については、その都度柱状に記載し、現地盤と異なることを注記する。