2−2−2 地形調査

地形調査は、オーバーラップする(重なり合う)2枚の空中写真を用いて実体視を行い、地形状況の特徴を記載す予察図を作成する(空中写真判読)。実体視を行うことによって、小さな起伏や比高などが強調されるため、地形的特徴を把握することが容易になる。

空中写真判読により作成した予察図を現地で確認して成果となる地形分類図を作成した。

地形調査では、関ヶ原断層帯を対象として伊吹山地西麓および南麓(滋賀県伊香郡木之本町・高月町・東浅井郡湖北町・浅井町・坂田郡山東町・伊吹町・岐阜県不破郡関ヶ原町・垂井町・養老郡上石津町・養老町)の約150kuの調査地域について、1/25,000の地形分類図を作成し、付図として添付した。