ボーリングはJR深谷駅から東に500m程度離れた深谷市上野台、緑が丘で行われた。当地の土地地用はJR高崎線とこれを横断する陸橋との交差部付近の荒地である。
ボーリング調査に当地を選んだ理由は、深谷断層の下盤側で、新期の堆積物が厚く堆積しており、ボーリングの年代を決める試料が挟在している可能性があると考えられたこと、近くで行われた物理探査の結果と対比できること等である。