4−1 地質構造

本調査では、綾瀬川断層の存在を指摘されている浦和市東部から桶川市加納にかけての地域について、地形解析・文献調査等を行ったうえ、断層の存在を指摘されている以下の3地区で、断層が存在するとされている箇所を挟んで各地区1測線の反射法弾性波探査を実施した。

@大宮市深作地区

A大宮市膝子地区

B桶川市加納地区

大宮市の2地区については反射法探査の結果をうけて、測線沿いに各4〜5地点のボーリング調査を実施した。

これら各々の結果に関しては、各項目毎に説明を加えてきた通りである。

ここでは“綾瀬川断層”について本調査の結果明らかとなった事項、問題点をとりまとめる。