(2)検鏡

透過型顕微鏡下で、倍率400倍〜1000倍を用い観察した。

産出頻度、保存度は倍率400倍の顕微鏡下において、以下の基準で記録した。

<検鏡の基準>

各試料の産出頻度

 A(abundant) = 各視野に10個体以上

 C(common) = 各視野に1個体以上10個体以下

 F(few) = 各測線に1個体以上、各視野に1個体未満

 R(rare) = 各測線に1個体未満

 +(present) = 検鏡中に観察された個体数が3個体未満

総産出頻度

 A(abundant) = 各視野に10個体以上

 C(common) = 各視野に数個体以上10個体以下

 F(few) = 各測線に数個体以上、各視野に数個体未満

 R(rare) = 各測線に数個体未満

 +(present) = 検鏡中に観察された個体数が数個体未満

 B(barren) = 産出せず

保存度

 G(good) = 完全殻が卓越

 M(moderate) = 完全殻と破損殻が半々

 P(poor) = 破損殻が卓越