佛念寺山断層の南端の神崎川河川敷では、地質調査所が浅層反射法探査を実施し、佛念寺山断層の延長部に地層の撓曲構造が観察されることを明らかにした(図3−4、図3−5)。この構造はさらに南部の淀川河川敷で実施された反射法地震探査でも捕らえられており(図3−6、図3−7)、佛念寺山断層から上町断層に向けて、一連の断層として連続する可能性が高い。本委員会では、この間に新たに断層線を追記した。