地層区分は、岩相・既往文献、火山灰層等を考慮して行った。断層の上盤、No.1孔ではMa3〜Ma10層までの海成粘土を、下盤側No.2孔ではMa3〜Ma7層を対比した。総合柱状図を図1−5、図1−6に示す。なお、確認された火山灰層は以下の通りである。
<No.1孔>
・深度103.90〜104.10m(標高‐82.90〜‐83.10m) :不明
・深度141.35〜141.50m(標高‐120.35〜‐120.50m) :カスリ火山灰
・深度172.30〜172.70m(標高‐151.30〜‐151.70m) :サクラ火山灰
・深度193.35m(標高‐172.35m) :栂火山灰
・深度208.95〜209.00m(標高‐187.95〜‐188.00m) :八町池T火山灰
・深度254.15〜254.40m(標高‐233.15〜‐233.40m) :狭山火山灰
<No.2孔>
・深度36.27m(標高‐82.90〜‐83.10m) :八町池T火山灰
・深度141.35〜141.50m(標高‐120.35〜‐120.50m) :トヨダ池火山灰?
・深度172.30〜172.70m(標高‐151.30〜‐151.70m) :アズキ火山灰