4−2−1 調査用地の選定

久米田池断層と想定される低断層崖を挟んで東側と西側で各2孔、計4孔のボーリング調査を検討した。調査孔は断層崖から東に約10m、20mと西に約10m、20m離れた箇所を選定した。本調査は、その後に予定されているトレンチ調査実施のための地質状況と活断層情報の収集の目的も兼ねたものである。

ボーリング調査地点は、トレンチ掘削調査予定位置の東西両側において各2本ずつ合計4本(No.1〜No.4孔)を選定した。各々のボーリング調査位置間の距離は、No.1孔とNo.2孔間は10m、No.2孔とNo.3孔間は20m、No.3孔とNo.4孔間は10mである。