速度解析で得た速度分布を用いてNMO補正し,ミュ−ト後,重合を行った.
Aタイムバリアントフィルタ−
重合後の時間断面について周波数解析(フィルタ−テスト)を行い,タイムバリアントフィルタ−を定めた.フィルタ−テストを図2−5−7−1、図2−5−7−2、図2−5−7−3、図2−5−7−4に示す.
Bマイグレ−ション
重合後時間断面を水平方向の速度分布が均一なストレッチ断面(深度方向には速度変化を認める)に変換した後,波動場補外法(位相移動によるイメ−ジングと下方接続)によるFKマイグレ−ションを行った.
C深度変換
マイグレ−ション後の時間断面を,マイグレ−ションに用いたRMS速度より求めた平均区間速度を用いて深度変換した.