(1) ピストンコアリングによる試料採取
ピストンコアリングは、ソノプローブ音波探査の結果を元に決定した調査箇所において実施した(
図3−3−1
、図3−3−23参照)。現地では音波探査で確認した断層位置を中心に、相対的沈降側1個、隆起側に1個のブイを投入、各地点から数本づつのコア試料を採取した。
表3−1
に採取コアの一覧表を示す。コアの総数は18本であったが、そのうち14本について分析作業を実施し、残りの4本についてはリザーブ試料とした。
表3−1
採取コア一覧表