今年度調査は、次年度以降に詳細調査を行うにあたっての地点・方法の選定が主眼であるが、対象としている範囲が広く、断層の数が多いこと、また、従来の活断層の評価方法では評価しにくい面をもつ可能性のある断層帯であること等から考えて、最終的には詳細調査終了段階で、解析・評価するべきものではあるが、個々の断層の位置・変位センス・活動履歴等からみた断層の区分、共通性および差異に基づいた、断層のグルーピングについて今年度調査終了段階でおおよその評価を試みた。
これらの検討結果をふまえて、平成15年度の詳細計画(調査場所の選定、調査方法・数量など)を検討した。