「別府−島原地溝」は、重力の低異常帯であり、全体的に基盤岩の深度が1〜4qと深くさらにその中には、重力基盤の局所的凹部(地溝)がいくつか認定できる(駒沢・鎌田,1985など)。個々の小規模な地溝の形成については、中央構造線の横ずれ運動との関係が示唆されている(楠本ほか,1996)。