反射面はほぼ水平な分布を示し、速度解析におけるS波速度の境界も水平である。地質構造の不連続を示す兆候はみられない。
このことから、2測線の東側で実施した当初の反射法探査で推定された断層は、2側線の南端よりさらに南側に位置していること、および断層の走向は、東西ないし東北東−西南西であることが推定される。