@ 震源:バイブレーター(IVI―T15000)
S波バイブレーターの構造を図3−2−2−2に示す。 起振を行う場合には、まず車体中央のプレートを地面に下ろし、これに車重の大部分をかけて地面に圧着する。
次に、起振機内に水平に設置されリアクションマスを測線と直交する向きに左右に揺らすと、その反力が起振器のプレートを介して地面に伝わり地盤を振動させ、S波が発生する。
使用したバイブレーターの諸元を次に示す。
・起振可能周波数範囲 10〜550Hz
・全幅 2.29m
・全高 2.38m
・全長 6.05m
・重量 7610kg
A 受振器(MC−128)
受振器は固有周波数28Hz、6グループ/セットの速度型地震計を用いた。
B 探鉱器
探鉱機は24ビットという高い分解能を有し最大144chの同時測定が可能なOYO Geospace社製のDAS−1を用いた。