@ 震源:P波ミニバイブ(T―15000)
P波バイブレーターの構造を図3−3に示す。 起振を行う場合には、まず車体中央のプレートを地面に下ろし、これに車重の大部分をかけて地面に圧着する。この際、車体とプレートの間にはエアー・ダンパーを挟んでいるため、鉛直な上載圧は加わるが振動は遮断される。
次に、カウンターマスを上下に揺らすと、その反力がプレートを介して地面に伝わり地盤を振動させる。
使用したバイブレーターの諸元を次に示す。
・起振可能周波数範囲 10〜550Hz
・全長 6.05m
・全幅 2.29m
・全高 2.38m
・重量 7610kg
A探鉱機
探鉱機は24ビットという高い分解能を有し最大144chの同時測定が可能なOYO Geospace社製のDAS−1を用いた。
B受振器(GS−20DX)
受振器は固有周波数10Hz、12グループ/セットの速度型地震計を用いた。