(6)まとめ

以上の検討より、この地点での断層活動イベントは、次のようにまとめられる(年代値を海成試料の年代に換算した場合)。

表2−5−2−6

すなわち、大野川右岸地区の河口付近で確認された断層は、この地点では、1,500年ないしそれ以下の間隔で活動しており、1回の上下方向変位量は、4.5〜12mと評価される。