(1)掘進方法

・掘進は、孔径86mmのオールコアボーリングとした。

・コアの原形を損じないように、ビニールスリーブ付き二重管式コアチューブ(通称コアパックチューブ)を用いた。また、地層の状態に応じて使用するビットおよびコアバレルの種類を選ぶとともに、ビット給圧、回転数、送水量を加減するなど、堆積構造の原形を損じないコアを100%採取するよう最大の努力を払った。

・掘進にあたって孔壁崩壊の可能性がある場合は、必要用に応じてケーシングパイプの挿入を実施し、孔壁の保護を行った。

・掘進終了後は、孔を閉塞し、周辺部も含め、原形復旧した。