海域部の音波探査では、K−Ah火山灰層に相当する反射面は見出されているが、断層による変位は確認されていない。また、陸域の反射法探査では、今回実施した方法では地下浅部の分解能が小さいため、K−Ah火山灰層は確認されていない。このため、これらの調査の範囲では、活動性は評価できない。