4−2−1 断層位置と表層部の変位センス
この探査で確認された断層は1ヶ所(CMP375付近)で、低角な北傾斜の構造を持つ。この断層による変形は反射法探査で確認できる最も浅い深度(15m 程度)まで及んでおり、現在も活動的であると考えられる。また、この断層により大分層群上面に北落ちの変位が認められ、その落差は20〜30mと推定される。