つぎに表層部の速度解析結果では、大分層群とその上の堆積層との速度差が大きく、この両者の堆積年代はある程度離れているものと推定される。因みに大分層群上面の速度は1800m/sec程度の値が得られているが、大阪平野でこれに相当する速度層はMa10(約12万年前)である。