3−1−2 解釈のための処理

a.マイグレ−ション‥‥地層の傾斜・回折による見かけの断面を補正する.

b.深度変換‥‥‥‥‥‥時間断面を深度断面に変換する.

これらは、時間軸上で与えられた見かけ上の記録から、真の地質構造を推定するための処理である。この処理においては、与えた速度分布により結果が大きく異なることがあり、出来るだけ正確な速度分布を与える必要がある。

デ−タ処理の手順およびパラメ−タ−を表1に、またデ−タ処理のブロックダイアグラムを図4に示す。

表1 実施したデ−タ処理手順および処理諸元一覧表