(3)秋山断層

上記の石質火砕流堆積物の堆積面上に、南落ちで比高10m以下の断層崖がみられる。トレンチ結果からは、K−Ah火山灰の前に1回、後に1回、計2回の活動イベントが推定された。

最新活動時期は、K−Ah火山灰以後で、活動間隔は数千年オーダー、1回の活動での上下方向の変位は0.2m程度である。規模の小さい活動を比較的短い間隔で繰り返していると判断される。活動度はC級である。