g−T : 上部砂層下限B以後、上部砂礫層下限Aより前。
g−U : K−Ah火山灰層下限C以後、上部砂層下限Bより前。
K−Ah火山灰層下限(年代は、補正年代で6,300年、暦年代で7,300年BP頃と推定される)より前と上部砂礫層下限(年代は、補正年代で5,200年、暦年代で6,000年BP頃と推定される)以後には、断層活動によるとみられる現象は認定できない。
現段階では、これ以上詳細な解析はできないが、K−Ah火山灰以後の総変位量、推定される増傾斜運動の時期は、府内城測線・大分川左岸測線とは、やや異なっている。