4−3−1 極浅層反射法探査

断層位置を特定することを第1の目的として反射法弾性波探査を実施した(測線長300m)。

まず、春日神社東縁の道路で探査を実施したところ、断層を推定した位置では、明瞭な沖積層の変形はみられなかった。これは、@断層は、当初計画した測線の北端より、さらに北側に存在する、もしくは、A断層の変位が、この付近では小さくなっている、のいずれかでによるものと推定し、委員会の指示を受けて、さらに東方に追加測線を設定し、探査を実施した。