4−2−1 極浅層反射法探査
断層が地表近くまで延びてくると予想された位置を中心に測線を設定し、断層付近の沖積層の構造と深部地質構造との関係を検討した。表層の粗粒な堆積物の存在も考慮し、まず、測線長を長くしたP波による探査で、やや深部までの構造を把握し(測線長600m)、その結果をもとに断層位置付近でS波による高精度の探査(測線長300m)を実施した。