(1)ピストンコアリングによる試料採取

ピストンコアリングは、ソノプローブ音波探査の結果を元に決定した調査箇所において実施した。現地では音波探査で確認した断層位置を中心に、相対的沈降側1個、隆起側に1個のブイを投入、各地点から数本づつのコア試料を採取した。図3−7−1図3−7−2図3−7−3図3−7−4にコアリング実施箇所の音波探査結果断面図を、表3−1に採取コアの一覧表を示す。コアの総数は15本であったが、そのうち8本について分析作業を実施し、残りの7本についてはリザーブ試料とした。

表3−1 採取コア一覧表

分析に使用したコアの孔番は、

亀川沖西断層・・・・BEP00−11,BEP00−02,BEP00−03,BEP00−05

西中央断層・・・・・BEP00−08,BEP00−10

東中央断層・・・・・BEP00−14,BEP00−15

である。

図3−7−1亀川沖西断層(陸側)コアリング実施地点音波探査結果断面図 

図3−7−2亀川沖西断層(沖側)コアリング実施地点音波探査結果断面図 

図3−7−3西中央断層 コアリング実施地点音波探査結果断面図 

図3−7−4東中央断層 コアリング実施地点音波探査結果断面図