Lb−seg=9.0Dmax ・・・・・・・・・(1)
と表される.
また,松田ほか(1980)によると,地震断層の最大変位量Dとその地震断層の長さとの間には日本内陸の場合,
D=10−4L ・・・・・・・・・・・(2)
の関係があるとされる.
金山地区で得られた加治川断層の変位量(4〜5m程度)は必ずしも最大変位量であるとは限らないので,上記(1),(2)の式から,同断層の地震セグメントの長さあるいは地震断層の長さは約30〜50q程度よりも長いと判断される.