4−3−3 単位変位量
V層上面は変形している可能性がある.この変形が1回の断層活動で生じたものであるとすれば,V層上面がほぼ水平に堆積しているので,その落差が鉛直方向の単位変位量にほぼ等しい.したがって鉛直方向の単位変位量は約1.4mであると推定される.ただし,この値は確定的でないのでトレンチ調査で確認する必要がある.