@五十公野丘陵東縁に沿って北北東−南南西方向に延びる直線的な崖地形が分布している.
Aこの崖地形の崖頂部を連ねた尾根は,五十公野丘陵の分水界を形成し,分水界は極端に東に偏って分布する.
B五十公野丘陵の主な谷は,この分水界から西に流下し,一部の谷に風隙が認められる.
C分水界の西側の斜面の傾斜が東側のそれに比較して緩く,断面形状が非対称になっている.
D丘陵東南部に沖積扇状地が分布し,その末端が,ややふくらんでおり撓曲崖的にみえる.さらに南方(丘陵南東縁)には最大比高2.5m程度の低崖が連続する.