(1)目的

貝屋地区(図3−2−1−1調査位置図参照)では,平成10年度の調査で断層西側に分布する地形面(Kj−5面)の年代が推定されている.

今回の調査(平成11年度)では,断層東側で沖積層下に埋没していると推定される Kj−5面の深度を確認し,Kj−5面の落差を把握する.Kj−5面の落差と年代から加治川断層の鉛直方向の平均変位速度を求める.