4−3−2 貝屋地区(図4−3−3 参照)

調査目的:本地区は,リニアメントを挟んで西側には約24,000〜25,000年前に形成されたKj − 5面が,東側には沖積面(Kj − 7面)が分布し,両者は比高2m程度の崖で接している.東側の沖積面を構成する堆積物の下位に分布するKj − 5面堆積物を確認し,最近25,000年間の平均変位速度を算出する.

調査内容:沖積面上で2孔のボーリングを実施する.

その他:本地点の南西500m付近には,貝屋(貝谷)温泉が位置している.調査実施の際には,温泉への影響の有無を検討する必要がある.