4−1 地形面の形成年代

調査地域には,河成段丘面,土石流堆積物等からなる地形面が分布し,一部の地形面は断層により変位を受けている.これらの地形面は,小松原(1991)により編年対比され,形成年代が推定されている.本調査では,これらの地形面の形成年代を特定するために,地表踏査,ピット掘削調査において年代測定試料を採取し,火山灰分析,14C年代測定を実施した.これらの試料分析の結果をもとに各地形面の形成年代について検討を行った.検討結果を表4−1−1に示す.