2−3−1 ボーリング調査の概要

(1) 調査位置及び数量

月岡断層沿いで実施したボーリング位置を前述の図2−1−15に示すとともに、調査数量を表2−3−1に示す。

(2) 調査方法

ボーリング調査は、ロータリー式ボーリング機械を用いて行った。掘削は、孔径66m/mとし、コアチューブはコア採取率を最大限高めるため、原則として三重管構造を有するコアパックチューブを用いた。ボーリング機械の概要を図2−3−1に示す。

採取したコアは、専用のコア箱に収納・保管し、写真撮影およびコア観察を行った。また、腐植土や火山灰等の堆積年代を測定可能な試料については、試料採取するまで厳重に保管し、測定可能な状態を維持した。