音波探査の結果によれば、S測線南側(追加距離1290〜2900m)、S測線北側(追加距離400〜980m)とN測線には、断層は存在しないものと考えられる。S測線の中央付近(追加距離980〜1290m)は、深度70m以下の反射面の連続性が不明瞭で反射記録が悪く、断層による地層の乱れによるものと考え、その両側に東海層群(P)を切る断層が推定された。
音波探査による地質構造解釈図を図1−3−4−1−1、図1−3−4−1−2、図1−3−4−2−1、図1−3−4−2−2に示す。
音波探査 深部 地質構造解釈図
(平成8年度 天白川河口)
音波探査 浅部 地質構造解釈図
(平成8年度 天白川河口)