@ボーリング調査
地下における地層の分布を把握し、浅層反射法探査の結果と併せて、地質構造(層序)を把握することを目的として、F4断層の南側・浅層反射法探査測線における追加距離405m地点(B−2)およびF4断層の北側・浅層反射法探査測線における追加距離265m地点(B−3)において行った。
A年代測定及び諸分析
ボーリング調査で得られた試料から地層の堆積年代、堆積環境を推定し、断層変位量を知るための地層対比に必要な情報を得るため、年代測定(放射性炭素同位体年代測定)、諸分析(イオウ分析、粘土混濁水の電気伝導度測定、テフラ分析)を実施した。
諸分析については、各項目において当初計画の数量を越えているが、国際航業鰍フ提案により、自社研究の一環として行われたものである。経費は国際航業鰍ェ負担した。
表1−2−5 実施した調査項目
図1−2−1 天白河口断層調査位置