2−2−1 ボーリング調査概要

(1)目的

ボーリング調査により、地下における地層の分布を把握し、浅層反射法探査の結果と併せて、地質構造(層序)を把握することを目的として、F1断層の南側(不動側) 100m地点(浅層反射法探査測線における追加距離700m地点:東海市新宝町)で実施した。

(2)調査位置および調査数量

ボーリング調査位置図を図2−2−1に示す。調査数量を表2−2−1に示す。

表2−2−1 ボーリング調査数量表

巻末資料7に測量手簿を添付した。当初計画ではロータリー工法、掘削孔径86mmの仕様であったが、国際航業鰍フ提案により自社研究のため、礫層や軟弱層の採取率向上を目的に、名古屋市活断層調査委員会の了承を得て、ロータリーパーカッション工法、掘削孔径130mmに切り換えた。従って採取コア径も当初の60mmから、68mmとなった(変更分の経費は国際航業鰍ェ負担)。

(3)現地調査実施期間

ボーリング調査:平成9年10月20日〜平成9年11月3日

(4)担当者

神田 淳男(技術士:応用理学)

林  雅一(技術士:応用理学)

渡子 直記(技術士:応用理学)

秋山 芳朗

三好 壮一郎(博士:理学)