1−2−1 既存資料調査結果の概要

文献によれば、「東北東−西南西方向に延び、相対的に北側のブロックが落ちる正断層であり、海部・弥富累層より古い地層を変位させている。」とされている。

既存ボーリング資料によれば、東海層群の落ち込みまたは深度が深くなって確認できない位置は、緑区から港区付近まで、文献で言われている天白河口断層の推定位置とほぼ同じ地点に、東北東−西南西方向に連続することが推定された。

既存調査位置を図1−2−1−1図1−2−1−2に、既存資料調査による天白河口断層の推定位置を図1−3−1に示す。

図1−2−1−1 既存調査位置図〈名古屋地盤図〉

図1−2−1−2 既存調査位置図〈その他〉