A東端:最も東に分布する塔ノ坂断層の東端を、断層帯の東端とした。
B長さ:上記の断層帯東西端を結ぶと約25.5kmである。
C断層面の位置と形状:断層面の傾斜は、陸上の地形や断層露頭などからみて、地表ないし地下浅部では、60°〜70°程度の高角北傾斜と推定される。
断層面の下限の深さは、平成16年度調査で実施した、島原半島付近の地震の震源位置の再解析結果による地震発生の下限震度から、10〜15kmと推定される。
D変位の向き:北側が落ちる正断層である。