高岩山溶岩(432ka)を基準面としたときの上下方向の変位量は49mと80mであり、平均変位速度はそれぞれ0.11m/千年、0.19m/千年である。また、俵石岩屑なだれ堆積面(60ka)と低位扇状地T面(90ka)を基準面としたときの上下方向の変位量はそれぞれ36mと20mで、平均変位速度はそれぞれ0.60m/千年、0.22m/千年である。以上より、高岩山断層の活動度はB級である。
断層露頭は確認されておらず、断層の活動時期に関する情報は得られていない。