百花台断層は、雲仙地溝北側に分布する中位扇状地U面を南落ちに変位させる南西−北東走向の断層である。中位扇状地U面(170−200ka)を変位基準面としたときの上下方向の変位量は5mで、平均変位速度は0.03m/千年でC級を示す。この断層の活動性に関する情報は得られていない。
2)払山断層
払山断層は、雲仙地溝北側に分布する中位扇状地V面を南落ちに変位させる南西−北東走向の断層である。中位扇状地V面(60−100ka)を変位基準面としたときの上下方向の変位量は5mで、平均変位速度は0.08〜0.05m/千年でC級を示す。この断層の活動性に関する情報は得られていない