その結果、堆積物の累積性が確認され、堆積物分析から断層の活動を把握することが可能と考えられる2断層を間に挟んだ地点を、ピストンコアリング実施地点として選定した。これらピストンコアリング対象断層をF−6断層、F−7断層と呼称する。
図5−3にピストンコアリング実施地点および探査測線位置図、図5−4に探査記録を示す。探査記録には、断層で変位した音響反射面(6a、6b、7a、7b)が認められる。