探査側線は、基本的に松岡・岡村(2000)の測線間を通るよう設定した。
音響反射面では、島原湾中央部にあたる探査範囲東部に成層構造の確認される部分がみられ、概ね南傾斜を示すが、構造の不明瞭な部分も多く、全域にわたり連続性のある音響反射面は確認されない。一部では海底地形に凹凸が認められる。また探査範囲西部の島原半島沿岸では全般的に音波散乱が著しく構造が不明瞭であり、海底地形に凹凸が認められる。