音波探査による海域断層に関する調査としては、国土地理院(1982、1988、1989)、海上保安庁(1994、1996)、長岡他(1993)及び松岡・岡村(2000)がある(図3−3)。
海底断層の活動性に関しては、本田他(1995)による橘湾東部、小浜町金浜沖におけるピストンコアリングによる解析があり、約4,600年前と約2,500年前の2回のイベントが報告されている。