さらに、これらの断層の西方延長部の橘湾中央部に東西走向の北落ち断層(橘湾中央断層:F−5断層)がある。
以下に述べる調査結果から、雲仙地溝中央部を東西に貫くこれらの断層群は独立したグループとする根拠に乏しく、北落ちという共通の特徴を持つことから、本報告書では南縁断層帯に一括する。
以下に西から東に地域別に調査結果を示す(表6−4)。