5−2−2 試料分析結果
試料分析はF−4断層のTAT03−01とTAT03−04、F−5断層のTAT03−11とTAT03−13の4本について、コア写真撮影、層相の観察、帯磁率測定、肉眼観察、粒度分析、含水比測定、火山灰分析、14C年代測定(AMS法)を行った。なお、F−4’断層のTAT03−05とTAT03−07コアについては、F−4断層の派生断層と考えられることから、F−4断層(TAT03−01、TAT03−04)のデータ補完のためコア写真撮影と帯磁率測定のみを実施した。各コアの分析結果(帯磁率、含水比、粒度分析、14C年代測定値)を図5−2−2、図5−2−3、図5−2−4に示す。なお、コア写真を巻末資料に示した。以下に各分析結果について示す。