また、金浜川周辺は、南側に口之津層群を覆って古期雲仙前期の噴出物が分布し、北側には古期雲仙火山後期の噴出物が分布しており、金浜断層が大きな地質境界となっていることも事実である。今後は、下位の口之津層群も含めて周辺の地質分布を再検討していく必要がある。また、殆ど情報が得られていない諏訪池断層に関しても同様の検討を行う必要がある。